こだわりの品質

国際規格に適合する信頼性

お客様のご要望に応じた最適かつ安全性の高い樹脂材料を使用します

樹脂は塩素系やフッ素系など、その原料による違いだけでなく、強度、耐熱性、耐薬性、耐油性(※1)などの性能を高めるため、製造工程で可塑剤(かそざい)や安定剤、難燃剤などのさまざまな添加剤が使用されています。
当社では、FM規格(※2)、UL規格(※3)などの国際規格に適合した樹脂材料を使用するだけでなく、各樹脂メーカー様と密接に連絡を取りあい、樹脂材料に含まれる添加剤の種類、製造過程での化学変化の状態、加工・溶接時の熱変性などの情報を逐次収集。
お客様のご要望に応じた最適な樹脂材料による部品・装置をご提案いたします。

 

(※1)
代表的なものに硫酸、塩酸、硝酸、酢酸、過酸化水素、アンモニア、フッ酸、バッファードフッ酸、リン酸、有機溶剤、鉱物油、動植物性油脂などがあげられます。
(※2)
米国に拠点をおく損害保険会社「FM Global社」が中心となり、工場における火災リスクを下げるために確立した認証規格です。厳しい耐火基準をクリアした製品を使用することにより火災のリスクが下がり、顧客の保険料も引き下げるというコンセプトです。FM規格製品は防火に対する高度な安全性と品質を示しています。
(※3)
Underwriters Laboratories Inc. (ULアメリカ保険業者安全試験所) は製造物の安全性向上を目的として、1894年に米国で設立された独立試験・認証機関です。ULの安全規格の約70%は、ANSI (米国規格協会) から、米国の国家規格として採用されています。

 

独自の受注システムにより、短納期の加工・溶接を実現します

樹脂材料の多様な特性を把握したエキスパートである当社では、塩素系樹脂とフッ素系樹脂といった異なる材質間の溶接など、自在に加工・溶接する技術を蓄積しています。
加工後の切削面や溶接時に発生する溶接クズや、油分を取り除くため、精密仕上げや純水・超音波洗浄、無塵乾燥を行い、クリーンな装置・部品をお届けします。
お客様からのご要望に即応できるよう独自の受注システムを構築し、試作や少ロット生産のご注文も短納期で対応できます。

 

品質安定への取り組み

プラスチック溶接で用いる市販の溶接先端ノズルは個体差が大きく、溶接品質のバラつきが発生していました。
品質安定への取り組み|日本シーエムアイ株式会社
そこでノズル形状のデータ化に着手。最適な形状に仕上がるまでに何度もトライ&エラーを繰り返したのち、3Dプリンターでの造形により個体差を無くし「誰が溶接しても一定の品質を確保できること」を実現しました。
溶接作業は人の手で行います。温度設定や圧縮エアーの流量はプラスチックの材質によって変える必要があります。
条件調整には手動での電圧調整やエアー流量調整を用いることが一般的ですが、作業者や機器による微妙な差異が生じることが多いです。当社では溶接条件を自動調整する機器を開発し、溶接品質の安定した製品をお客様にお届けしています。

お客様によりご満足いただける製品づくりを目指しています

当社で製造した装置は、国内外の大手デバイスメーカー、電子機器メーカーでご使用いただいております。
装置・部品のお届けを通じてお寄せいただく、多種多様なニーズにさらにお応えするべく、製品の改善、技術の向上に全力で取り組んでいます。
昨日より今日、今日より明日、お客様によりご満足いただける、製品づくり、会社づくりを目指しています。

 

品質保証

当社は、ISO9001(2015年版)規格を認証取得しております。【登録証番号:JQA-QM3442】
TOP